ボールと文字と液晶

好きなものについて。長い文章が書けないので短く短く。

閃の軌跡2クリアしたのでとりあえずの感想(ネタバレ)

やっぱり僕が学生のうちには完結しなかったよ!!!!!!!!!!!!


面白いか面白くないかで言えばそりゃあ面白かったのですが、不満も多く残るシリーズでしたね。
空の軌跡から入った人間なので、どうしても比較しちゃうのがいけないところ。

ただ、閃の軌跡は1の頃から不満点が多く、ゲームとしては楽しみながらもグチグチと文句をつけながらプレイしていたのですが、
本編終章の怒涛の展開と、後日譚の空気にしてやられました。
オズボーン復活→クロスベル占領→2年後独立という展開は既に碧の段階で分かっていたことなんですが…
まさかあのタイミングで復活するとは思わなんだ。しかも出自の秘密やら計画の乗っ取りやらを引っさげて…
今作は内戦を丁寧に描いていて、ちょっと冗長かなと思うこともあっただけに、一気にひっくり返されたな…と。手のひらで転がされてましたねえ。


後日譚の摩訶不思議ダンジョン&全員集合は空3rdを思い出して楽しくなってしまいました。
いや、ただ単に3rd好きなだけでもあるんですがw
もうストーリーは終わっているところに、今まで関わって来た人たちがみんな集合して事件を解決しようとするんだけども、いざ解決する段になると、その後の別れが確定しているだけに寂寥感が漂う…というあの空気がたまらんのです。
あと寂寥感という意味ではラスボス戦のBGMもかなりよかったですね。綺麗で少し物悲しい曲は「この戦闘(=ストーリー)を終わらせたくないなあ」という気分をより一層引き立てていました。私的閃の軌跡ベストBGMかも。


敵に捕えられて仲間に誘われるも断って脱出、などセルフパロディなんかもありましたねw
敵さんが全員集合してて迫力満点な所まで同じ。ファンサービスかな?


あ、ただこれだけは言いたい。
絆システムは本当に勘弁。キャラクターの掘り下げの妨げになってるだけ…
様々なタイプなキャラが揃ってるんだから、キャラ間の関係を一本化していれば主人公以外との絡みももっとあっただろうし、メインストーリーに深く関わってこれたと思うんですよね。
結局、リィンが中心で他のキャラはついてくるだけ、みたいになってしまったのが本当に勿体ない。
Ⅶ組のキャラの薄さの原因はほとんどこれにあると思うので、次回以降ぜひ改善してもらえたらなあ…と切に願っております…

他にも色々と言いたいことはあるんですが、気力があればちゃんとした感想記事を書いてそこで触れたく思います。


明らかになっていない謎も多く、まーた伏線バラまくだけバラまいて終わったなという印象ですが、それでも次回作を楽しみにしている自分がいます。
次回作が出る頃にはもう社会人になっているでしょうが、なんとか時間作ってプレイ出来たらいいなあ。